ブログの作り方

かぶらないブログの名前の決め方・付け方

ブログの名前は、ブログを継続していくのも、方向性を決めるのにも大事な要素です。
そして、ブログ初心者にとって、ブログの命名についてはかなり頭を悩ます部分でもあります。
ここでは、かぶらないブログの名前の決め方・付け方を説明していきます。

ジャンル特化ブログだからこそ名前の付け方にコツが必要

ナイススキルでは、ブログのスタイルとしてジャンル特化ブログをおすすめしています。
ジャンル特化ブログについて詳しくはこちらの記事も読んで見てください。
ブログのジャンルの決め方
簡単にいえば、大きなジャンルを決め、そのジャンル内の事柄ならなんでも記事にしていくスタイルのブログになります。例えば、「アウトドア」のブログとして作り、「キャンプ」や「登山」など横断的に記事にしていくものです。
そのため、ブログの名前の付け方としては、ちょっとしたコツが必要になってきます。
ただし、従来のブログの名前の付け方より、あまり頭を悩ませなくて済みますので肩の力抜いて大丈夫です!

SEOにとらわれない名前の付け方

従来のブログの名前の付け方であれば、SEOを意識した名前を作ることが良しとしています。
具体的には、スノーボードのブログなら、「スノーボード」や対象とする「初心者」などのキーワードを盛り込む名前の付け方です。「初心者のためのスノーボードの始め方」なんてありそうですよね。
SEOを意識して名前をつけることで、「なんの」ブログかはユーザーにとっても検索エンジンにとっても明快です。一目でスノーボードのブログなんだなということはわかります。
書く方も、スノーボードについて書いていけばいいので、ブレることなく記事を書き続けていくことが可能です。

SEOを意識した名前の付け方のデメリット

ただし、SEOを意識した名前の付け方であると、悪い意味で方向性が限定されてしまいます。
強力な専門性が高まるメリットはありますが、まったく汎用性が無くなりますので、継続性が悪くなるのです。
また、選んだジャンルによっては、人気が右肩下がりで発展性が無く、新しいキーワードが生まれないことで需要のあるキーワードが枯渇するリスクがあります。その結果、ブログを継続することが困難で、新規ブログの解説やジャンル変更などの対応をしなくてはいけなくなる場合があるのです。
前述した「初心者のためのスノーボードの始め方」は、特化ブログ的なSEOを意識した名前ですが、「初心者」「スノーボード」「始め方」といったキーワードによって、書けそうなキーワードが限定されてしまうわけです。
無理なキーワードの拡大解釈をし続けなくてはいけなくなってしまい、余計なストレスがかかってしまうのです。開き直って、記事を書いてしまえば、結局のところブログの専門性と信頼性が失われて、ユーザーが離れていってしまうのです。
ブログのジャンル設定を失敗したときの対処方法

ブログの名前は「造語」にしちゃおう

そこで、おすすめするのがSEOにとらわれない名前の付け方です。
ずばり、ブログの名前を造語にしてしまうのです。

造語にするメリット

ブログの名前を造語にしてしまうメリットはかなり強力です。

他のブログとかぶらない名前を付けることができる

造語であれば、他のブログと全くかぶらない名前を付けることができます。
ナンバーワンになることは時間もかかりますが、オンリーワンになるのは一瞬です。
名前被りでブログの名前付けで足踏みするようなことは起きませんよ。

ブログの名前とドメインを統一できる

アルファベットでの造語であれば、名前とドメインを統一することができます。
ユーザーがアクセスする最初に行う行為は、検索結果から記事タイトルのリンクやブックマークからやってくるだけではありません。
ブログが認知されればされるほど、ブログ名やドメインを検索窓に直打ちで来るユーザーもたくさんいるのです。その時に、名前とドメインが一致していれば簡単に検索1位に表示してくれますよね。
GoogleやYouTubeのページを開きたいとき、GoogleもYouTubeも名前とドメインが同一なため、「GoogleもYouTube」のキーワードで検索すれば簡単に検索1位に表示してくれます。
「初心者のためのスノーボードの始め方」という名前で、ドメインが英単語の組み合わせパターンとなると、目的のブログを表示させるのも一苦労です。英単語の組み合わせのドメインなどいちいち覚えませんし、ブログタイトルで検索したとしても他のパワーのあるブログのひとつの記事がヒットしてしまいます。

ジャンル変更をする場合ブログタイトルの変更をしなくていい

ブログを継続した結果、最悪ジャンルの変更をすることになった場合であっても、ブログのタイトルを変更しないまま方向性を変えることが可能です。
その場合、ドメインも同一のものであれば、数年経過してドメインパワーもついてきた状態となっていますので、新規ジャンルの記事も上位表示しやすい状態となっています。
もちろん、無関係ジャンルの追加などは専門性が失われますので、結局旧ジャンルの記事の削除や非公開などの対応をすることになります。
あくまで、新ジャンルのブログだけど、全くのゼロスタートでは無いということですね。

造語にするデメリット

ただ、造語にするのもデメリットはあります。
それこそ、SEO的に弱いという点です。
ブログのパワーがつく前の駆け出し時期によっては、記事数も乏しくカテゴリーも整理されていないため、ユーザーにとっては「何のブログ」であるか認識されづらいかもしれません。
ただ、SEO的な弱さも、数カ月、1年とブログを継続していくうちに、気にならなくなります。
基本的にアクセスはやはり検索エンジンによる流入が第一ですから、個別の記事でSEOをしっかりと意識した記事タイトルを設定しておけばアクセスはあるからです。
その結果、記事一覧やオススメ記事を見れば、ユーザーに「何のブログ」であるかは簡単に認識してもらえるようになります。

ブログの名前のための造語の作り方

具体的なブログの名前のための造語の作り方について説明します。
造語の作り方は、大きくわけて2パターンありますので、どちらも併用して気にいる名前を作ってみましょう!

名前ジェネレーターを利用しよう

Webサービスには、名前を自動で作ってくれるジェネレーターサービスがたくさんあります。
僕もよく使うのは、こちらのサービスです。
Wordoids
Web 2.0 Domain Name Generator
アルフェベットの組み合わせで、すべて自動で作るか、任意の文字列を含めて作るという方法になります。
大量に早く造語を作れますし、自分では思いもよらなかった名前ができるので、僕はほとんどジェネレーターで名前を作っています。

ジャンルの名詞を利用したり好きな言葉を組み合わせてみよう

ジャンルに関係する名詞や好きな言葉を組み合わせてみるのも良いです。
恋愛ジャンルのブログの場合、loveとかlikeとか使いたいですよね。
ただし、メジャーな英単語の組み合わせは、世界中で作られ続けていますから、オンリーワンな造語を作るのも大変かもしれません。

造語を作るときの気をつけたいポイント

造語を作るときに気をつけたいポイントがあります。

文字数は短くする

文字数が長すぎると、覚えづらいです。
自分が覚えるのは早くても、ユーザーに覚えてもらうのは大変です。
可能な限り文字数は短くしましょう。
目安としては、既存のメジャーサービスのような語感の文字数が良いです。だいたい7文字程度に収めるのが自然と受け入れやすいでしょう。

  • Google 6文字
  • YouTube 7文字
  • Dropbox 7文字
  • Facebook 8文字

さらに、短く3文字などになると、覚えやすくて印象に残りやすいのですが名付けの難易度も抜群にあがるので、注意です。

読みやすいものにする

長すぎても、短すぎても、読みづらいものは避けた方が無難です。また、ランダムな文字列もやめた方がいいです。
mixやbigなどは読めますが、例えばLWQみたいな造語にするとどうでしょう。どう読みますか?
ぱっと見、日本人でもなんとなく読めるような造語にした方が良いです。そうじゃないと、なんの略語でもなく覚えづらく、エルダブリューキューなど意味がなさすぎて長い名称になってしまいます。
その点、先に紹介しているジェネレーターは海外製ですから、母音子音などめちゃくちゃな造語になるようにはなっていません。困ったら、ジェネレーターを使ってみてくださいね。

ブログの名前を付ける際の注意点

ブログの名前をつけるに当たって注意点があります。
ブログの名前は、オンリーワンにしないと意味がありません。自分のブログ名で検索しても、検索1位に出てこないような名前ではこの先戦っていけません。

名前被りは避けよう

ブログの名前は、いかに造語であっても、日本に限らず海外でもたくさん生み出されています。
しかも、紹介した造語作成方法では、ブログ名やサイト名のほかに、アパレルブランドや企業名などでも同じような形で名前が作られています。
そして、それらが、アパレルブランドや企業のサイトの名前としてつけられてしまっています。
そうすると、検索結果で、より強力なパワーをもつサイトの方が上位表示されてしまうでしょう。

著作権など法的影響も考慮する

そして、何よりも、名前が被ってしまったことによる法的な影響にも考慮しなくてはいけません。
まず無いですが、自分のブログにGoogleやmixiと名付けるのは絶対にやめておきましょう。
もちろん、企業やブランド名のほかにも、すでに存在しているブログと同じタイトルをつけるのも絶対にやめておきましょう。
WEBサービスに強い弁護士事務所のブログから引用します。

(2) 不正競争防止法の規制は、どうなっているの?

ドメイン名に関しては、不正競争防止法」にルールが規定されています。
条文としては、次のように書かれています。

不正の利益を得る目的で、又は他人に損害を加える目的で、他人の特定商品等表示(人の業務に係る氏名、商号、商標、標章その他の商品又は役務を表示するものをいう。)と同一若しくは類似のドメイン名を使用する権利取得し、若しくは保有し、又はそのドメイン名を使用する行為(不正競争防止法2条1項12号)

このような行為が「不正競争」にあたるものとして禁止されています。
これに違反した場合には、著作権と同じように、差止損害賠償の請求がなされる可能性があります。
将来のHP運営に支障を来さないためにも、ドメイン名の取得の際には、他に似た「会社名」や「商品名」等がないか、一通り確認しておくことをお勧めします。

参考記事出典:WEBに関わる法律講座

このように、法的な権利関係を甘くみているとのちのち損害賠償など発展する可能性が大いにあります。
かならず造語を作ったら、検索して同じタイトルのものがないか確認してみましょう。

名前の同じスペルでドメインが取れるかチェックしよう

せっかくの造語のブログタイトルですから、先に上げたメリットの理由の通り、必ずドメインも同じスペルで取得した方がよいです。
ムームードメイン
しかし、困ったことに、ブログタイトルと同じスペルのドメインがサイトは無いけど取得されてしまっている場合も多くあります。ドメインを取得したけどサイトは作らなかったもしくは閉鎖したり、ドメイン売買を目的に手当たり次第取得する人がいたりするのです。

また、目的のドメインが取れなくて、とりあえず仮のドメインをとっておくというような対応はやめておきましょう。
ドメインの変更は、ドメインパワーが無い状態から再スタートになります。もちろん、すべての記事がアクセスゼロになるわけでもないのですが、一時的にもアクセスは激減します。そのため、新しいドメインで評価されるようになるまで一定期間の時間が必要になってしまうのです。もちろん、目的のドメインが開くかどうかはわかりませんから注意です。

ブログ名とちょっと違うドメインでやっていく場合、のちのりドメインはブログ名と同じの「他のブログ」が生まれる可能性があります。
そうすると、自分のブログ名が「ABC」でドメインが「ABC.net」であったとすると、ユーザーがブログ名で検索したつもりが、ABC.comまで入力した結果全然関係ないブログにアクセスしてしまうことになります。
しかし、これを防ぐには、ありとあらゆるドメインを自分で取得してしまう他ありません。
ただ、何が言いたいのかというと、ドメインに妥協しないで欲しいということです。
あくまで、「.comや.netの部分のトップレベルドメインまで含めてブログ名称」と考えるべきなのです。

将来的にずっと使い続けられる名前をつけてあげよう

つまり、自分が納得して、かっこいい可愛いと思える、満足した名前にして、ずっと使い続けることができるようにしましょう!ということなんです。
トップレベルドメインというドメインの最後の.comや.netは今やたくさんあります。
意味はそれぞれありますが、SEO的にはそれほど大きな差にはならないようです。
しかし、自分のブログだからこそ、細かいところまでこだわりぬくべきです。自分の稼ぎの道具なんですから、磨いて磨いくべきなんです。
ちなみに、このブログは「ナイススキル」といいますが、取得当時オンリーワンでしたしドメインも自由に取れました。niceとskillの二つのメジャーな英単語を組み合わせたドメインだったでめちゃくちゃラッキーでした。
そして、僕はドメインは必ず「.com」で取得すると決めています。理由をいうと長くなると省きますが、とにかく「.com」じゃないと嫌なのです。
ナイススキルというブログ名は、niceskill.comのドメインが取得できたから決めたようなものなのです。だからこそ、めちゃくちゃ気に入って愛着を持ちモチベーションを維持できているのです。

さいごに

以上、かぶらないブログの名前の決め方・付け方を説明してきました。
ブログ名については、最終的には、自分がどれだけ気にいることができるかがポイントになると言えるでしょう。
ブログ運営を続けるうちに、名前が嫌になってきて記事の投稿が停滞するなんてことは実は多いことなのです。お金が稼げるといっても、なんとなく嫌だからでやめてしまうものなんです。
自分のブログメディアの名前、あれこれ考えてみて、素敵な名前つけてくださいね!

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ユキズ

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